春の菜園まで待ち遠しいこのごろ。
菜エンスでは菜園での仕事が少ないこの時期を活かし、『今までやりたかったのにできなかったこと』にチャレンジしています。
そのうちのひとつとしてご紹介するのは身近な材料を使った"コンポスト"!
特に夏野菜を栽培している時期、菜エンスファームでもゴミ袋にいっぱいの野菜くずがでます。なかには食べられるものもあったりしますが、ほとんどが生ごみとして扱われてしまう。これまで、これをコンポストで堆肥化して畑の肥やしにできればと思いつつも、虫や悪臭などといったネガティブな発想から二の足を踏んできました。今回試験的に行っているのは使わなくなったダンボールを利用したダンボールコンポスト。
色々な方にお聞きし、基材はピートモスともみ殻くん炭を使用。ダンボールコンポストのリスクとして、生ごみの分解によって発生する水分による底抜け。これを防ぐために底は二重にしています。
箱の大きさにもよりますが、ピートモスともみ殻くん炭の混合比は3:2。これをしっかり混ぜ混ぜして...
これまたいらなくなったTシャツなどの布切れをかぶせて虫などの侵入を防いだら出来上がり。まぁ簡単!これを2個作成して、ひとつはなんと禁断の室内に置いています。においがどんなものなのか確認するためですが苦情が出た段階で外へ出そうと思っています。
今後はダンポールコンポストの経過観察を続けながら、春以降の本格運用に向け木枠を使ったものなども試していく予定です。
このダンボールコンポスト、作るのはホントに簡単なので、今回の実験で良い成果が得られればどんどんご提案していこうと思っています! (Y.Y)